血圧検査の結果から分かる事

高血圧の状態が長く続くと、血管に高い圧力がかかったままになります。すると、血管壁は脆くなり、これによって様々な障害が発生します。高血圧は、脳卒中・心筋梗塞の最も重要な危険因子の1つです。また、これらの病気は、喫煙・糖尿病・脂質異常症・肥満に加え、既に罹患している高血圧に基づく脳・心臓・腎臓などの病気が深く関係してきます。

血圧測定は、こういったリスクを発見するべく行います。高血圧と診断を受けたら、血圧を下げることが大切になります。喫煙・過度なストレス・運動不足・飲酒などの生活習慣も見直す必要もありますね。

ただし、血圧の目標値は、その人の年齢や合併症などによって変わってきます。動脈硬化のリスクがある人・生活習慣を改善しても血圧が下がらない人・中等症・重度の高血圧の人は医師の指導のもと、降圧剤を服用して血圧をコントロールしていきます。

さて、ここまでは高血圧に焦点を当てましたが、低ければいいというものでもありません。血圧が低くくても、身体には異変が起こります。高血圧程の診断基準はありませんが、一般的に収縮期血圧が100mmHg を下回る場合を低血圧と言います。男性よりも女性の方が5~10mmHg 低いとされていますが、自覚症状が無ければ正常と考えます。

頭痛やめまい、吐き気などの症状に悩まされていて、社会生活を送るのに不自由さを感じるという場合には、低血圧による病気を考える事になります。

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