白血球の検査

顕微鏡による観察では細菌やウイルスなどの感染症にかかっていないか・免疫能はどうか・さらには血球を産生する骨髄の機能なども知る事が可能です。好中球は感染防御能・リンパ球は免疫能と関係し、また好酸球はアレルギー疾患の際に増加する事が知られています。

血液癌である白血病に関しても、本検査結果が診断の糸口になります。白血球数の個人差が大きく、また同じ人でも1日のうちの時間帯によっても変化し、運動等によっても影響を受けます。

その為、多少の変動があってもあまり気にする必要はありません。健診などで、基準値よりはずれていても程度が軽く、時間による変化が無ければ心配いりません。逆に基準値内でも同じような状態で検査をして、以前の検査値と大きく変動した場合が必要です。

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