憂鬱で、興味や喜びなどを感じられなくなる状態は抑うつ状態と呼ばれます。ストレスに対する反応として一時的に生じるという事もありますが、いくつかの症状を伴いながらそれが2週間以上継続して続くようであれば、うつ病と診断されます。一方で、身体の症状が主体で抑うつ気分の自覚が無いという場合には、仮面うつ病となります。検査の為に病院を転々とする「ドクターショッピング」と呼ばれる状態に陥る場合もあり注意が必要だと言えます。よりよい効果を求めて医療機関を変える・患者さんが薬物依存状態にある為に、限度上限の薬剤を入手すると違う医療機関を受診する等、原因は様々考えられます。日本において向精神薬には処方箋量に上限が定められています。このドクターショッピングという状態は、治療域を超えた過剰な薬剤摂取に繋がってしまいかねないという問題点を有しています。